国際支援の世界

2010/04/22

TV収録で述べたこと

こんにちは! 吉田鈴香です。

今朝、TBS番組「みのもんたの朝ズバ」で少しだけ、私の発言が公開になりました。

数十秒の登場でしたので、言ったことのなかの、ほんのワンカットが切り取られていました。昨晩、私が赤坂のスタジオで述べたことは次のことでした。

1)    JICAは933億円の黒字であるにもかかわらず、運営交付金1445億円を受け取っている。矛盾である。一つ一つの事業に口出しをする知恵も時間もないのだから、全体予算の無駄をまず指摘すればいい。

2)JICA予算だけではなく、他省庁のODA予算を、横串を通してみていない。それは、事業仕分け自体が縦割りであるから。

3) 独立行政法人だけを事業仕分けの対象にしているが、政府系金融機関のJBICに象徴されるほかの事業形態にこそ、無駄金が蓄えられている。

4)ODAの理念をあらわす基本法を作り、国際協力省を設立することが、なによりの無駄を省く。そのような大きなビジョンを持った切込みがない事業仕分けなど、ただのパフォーマンスである。

別の機会があれば、これらを存分に話してみたいものです。

JICAは「自分たちは良いことをしているのに分かってもらえない被害者だ」と思いこんでいる人が多いのです。

しかし、30年間同じことを繰り返していて「いいこと」のアップデートなく、それでいいのかな?

途上国の人々を「教える」んだから、こんな技術でいい、と思いこんではいまいか?

そして、広報効果ばかりを気にする。NGOとそっくり同じです。

NGOは寄付金を集める業務があるから、それは致し方ないとして、彼らのビジネスモデルは、市場競争原理が働かず、自己研鑽のメカニズムがない。それにもかかわらず、慢心している。その「センス」を疑っています。

仕分け人に、そんなことを言っても意味が分からないことでしょう。

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2010/02/24

アフガン駐留の賛否でオランダの政権崩壊

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

オランダの政権が崩壊しました。

アフガンからの撤退を求めた労働党の賛同を得られなかったから。

国際貢献の方針次第で内閣崩壊とは、国運をかけて派兵していた、といえるかもしれません。オランダは、90年代にも、旧ユーゴで民軍協力ができていなかったという批判で、内閣が崩壊しています。

国運かけたくないから関わらない日本と、対照的です。

岡田外相が決めた5年間で5000億円のアフガン支援。「くれるなら代わりに駐留するよ」と、ほしい国はたくさんあるでしょうね。

でも、5000億円をどうやって使うのでしょう。その後、一切話が出てきません。あのクラ~い顔を見ると、誰でもため息を一つ入れてから会談に臨みたくなるのではないかしら。

オランダのバルケネンデ首相の思いつめた顔が、少し気になります。

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2010/02/23

暗殺実行犯の映像

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

月曜日、原稿を入れほっとして、ぼんやりとインターネットを見ておりました。

Webで奇妙な動画を見つけ、何度か繰り返してみました。

それは、ドバイのホテルで、イスラエルのモサドがハマスの司令官を暗殺し、犯人た
ちがそのホテルと空港をうろつく姿をずうっと追って録画しているのです。監視カメ
ラから映像を撮ったようです。

暗殺のプロフェッショナルが、変装したり、飛行場で荷物を何気なく交換し合った
り、通信機器で連絡を取り合っている姿を捉えていました。まさに映画のようです。

常日頃から、武力攻撃を仕掛けあっている国同志ですから、実行者たちはよく訓練さ
れ、用意周到です。

ドバイ政府は、自分たちの領土でこんな国際犯罪をされて黙っていることはできない
でしょう。だから情報を開示したのでしょうが、犯行後世界中に散らばった犯人たち
の行方が、気にかかります。

一人は香港に来ていますからね。その後は、日本に来る?

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2010/02/07

ハイチ派遣国際救援隊

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

昨日、市ヶ谷の防衛省で、ハイチに派遣される国際救援隊の隊旗を授与する式典を取材してきました。

いつもならば、防衛関係の取材陣だけが顔を合わせるところを、今回は総理付の記者も加わったので相当な人数でした。場所取り合戦から始まり、何を観ているかを互いに意識しあうなど、2階の記者席はごった返していました。

後ろから自衛隊員を見る位置でしたが、隊長の山本一佐は力まずに、すうっと立っているように見えました。左右シンメトリの姿がわずかに味を出しているのは、ベレー帽の角度だけ。いえ、シンメトリだから、ベレー帽がカッコよく見えるのでしょう。

ほかの隊員たちも皆、肩の辺りの筋肉が盛り上がり、ウエストに締めたベルトがくっきりと見えていました。ベルトが食い込む無駄肉がないということですね。

これまでずいぶんと各国の軍人を見てきましたが、その後姿で私は大体、彼らの鍛えられ方、自分への厳しさが見て取れると思っています。今回派遣されるのは中央即応集団隷下の精鋭部隊です。この精鋭を、よく出したなあと思います。ジブチにも中央即応集団は出ています。スーダンには2人。

儀仗広場で総理と一行を待ち構えているとき、強風で体が飛ばされそうでした。意図せず、記者皆でペンギンみたいに固まってしまいました。これでずいぶん違うのですよ。

一行を見送るとき、総理が一番最後まで拍手をしていて、ああ、この方は「いい人」なんだなあと思いました。宰相と言うより、隣の気のいいおじちゃんタイプなのではないかしら。
 
さてさて。拍手もせず、間近で一行を見ようとカメラの合間から顔を出していた私。刹那、山本隊長の顔を正面から見ることができました。写真では見たことがありましたが、直に見ますと、米軍のアフガニスタン司令官、マクリスタル将軍と似ていました。日々の生活において一切の無駄がないことで有名な方です。

後姿とあわせて、隊長の何かが見えたような気がしました。

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2010/01/18

山内康一さんに期待する声続々と

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

先週日経ウーマンオンラインでご紹介した、山内康一さん。みんなの党の国会対策委員長であり副幹事長。知人たちが「山内さん、いいねえ」「是非、援助省を作ってほしい」と言う趣旨のことを異口同音に言ってこられます。

皆、親しみをこめて「さん」付けで読んでいます。

私は思うのです。政治家は顔が大事だと。

信頼するに年齢は関係ありません。山内さんは変わらぬ風情で、いつも落ち着いています。

以前別の方の『国際協力最前線』で書いたことがありましたが、風貌に落ち着きと明るさがあることが、援助する側の大事な要素です。受益者はその顔を見て、自分たちがどう見られているかを感じ、援助する側の人間性を推測するのです。つまり、「援助」の質をそこに見出すわけです。

顔が美形かどうかではありません。顔つきです。

政治家も同じですね。政治家の仕事の質を、部分的ですが、政治家の顔が表している。
私は、声もまた大事な要素だと思っています。

業界の皆さんが山内さんの声とお顔を間近に感じられる機会を作れないものかしら。

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2010/01/17

ハイチの国連ミッショントップ3死亡

こんにちは! 吉田鈴香(Suzuka Yoshida)です。

ハイチで地震があり、各国が支援に乗り出しています。

今朝、ハイチミッションのトップ3が建物の崩壊に巻き込まれてなくなったと報道がありました。

大きなミッションではないけれども、DDRを中心とする面白いマンデートを掲げているミッションです。トップがなくなるとは、かなり現地で働く職員にも痛手でしょう。

現地は銃社会だし、政情不安と社会不安が相当あると聞いています。そこへもってきて、南アフリカに逃亡していた前大統領が帰国するとか。これでさらに混乱がくるのではと、案じられます。

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